症状別の相談室

  1. むし歯
  2. 歯周病
  3. 入れ歯
  4. 抜歯
  5. 歯の摩耗
  6. インプラント(人工歯根)
  7. 頸椎症
  8. 噛み合わせ異常
  9. まとめ

虫歯

むし歯

歯を失う第一歩。早期に検診し必要であれば完全に治しましょう。貴金属を詰めるか、あるいは貴金属でかぶせましょう(経済的で抗菌作用や密着性に優れている)

完全に治す。治療を途中で中止しない。途中の放置は結果として歯を失います。


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歯周病

歯周病

むし歯も歯周病もばい菌(細菌)の仕業。
虫歯菌、歯周病菌との戦いです。

細菌を完全に殺すことは不可能です。
細菌の数を減らす事に勤めます。

大原則は細菌の好物をなくすことです。
毎日3回以上の歯磨きは細菌を減らし、歯面を光らせ細菌やプラーク(食べかす)が付きにくくなります。奥深い歯石はどんどん成長し歯と骨の間を広げ、歯は抜け落ちていく運命です。歯石などを定期的に取り除く。当院では専門の歯科衛生士が担当しています。
寝たきりのヒトでも口が一番不潔です。ガーゼやスポンジで口を良く洗いましょう(口腔ケアー)。確実に誤嚥性肺炎の減少が米山先生らによって報告されています。

口腔ケアと誤嚥性肺炎予防 口腔ケア群と対照群の咽頭部総細菌数の変化

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入れ歯(義歯)

入れ歯

歯は義歯であっても食べることのみでなく貴方の頭を支えています。
できるだけ背の高い入れ歯を作ってもらいましょう。とても噛みにくいですがすぐに慣れます。
高いと頭の支えが確実になり健康維持に大変役立ちます。

就寝中も使用します。

入れ歯には食べかすが貯まり、ばい菌が増える原因となります。
何時も食前と食後に洗いましょう。
なお、金属製のフレームを使った義歯は、歪みが少なく耐用年数も永く、骨や歯を守ります。

抜歯

歯は頭を支えています。抜歯の本数が多くなり、放置しますと確実に頭が傾きます。
さらに、歯の根(歯根)には感じないセンサーがたくさんあり、これが脳幹直結となっています。
抜歯は脳幹の神経細胞を減らし運動機能が奪われ認知症の大きな原因になり得ます。
親知らずも含め抜歯は極力避けましょう。
当医院では自然に抜けるのを目標にしています。

注:骨そしょう症のお薬(ビスフォスフォネート系)を服用しているヒトは必ず申し出て下さい。
抜歯後の治癒が大変遅れます。


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歯の摩耗

そしゃく筋の短縮

身体中で一番硬い歯も毎日の食事や歯ぎしりで摩耗します。
毎日少しですが確実に摩耗します。
その結果は噛み込み過ぎになります。

噛み込み過ぎはそしゃく筋が若い頃より多く縮む事になります。
縮むのは勝手にでなく、脳幹から運動命令が沢山出ていることになります。
これは脳の疲労につながります。

脳の疲労は集中できない、怒りっぽい、疲れやすい、頭痛、肩こり、腰痛、そして、頸椎症や顎関節症につながります。
目覚めの爽快さが無いときは噛み込み過ぎを考えます。
(歯の摩耗量を計測できません。治療にはテンプレート療法が必要です)


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インプラント(人工歯根)

インプラント

インプラント(人工歯根)は歯科医が夢見た技術です。
材料の飛躍的な進歩でインプラントと骨が直接結合できるようになり10年は大丈夫です。
昔は骨と接合しないために細菌の侵入があり、数年で脱落の運命でした。

取り外し義歯がご自分の歯のように機能します。
手術は簡単で、抜歯と同じような感じです。


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頸椎症

頸椎症

頭を支えきれず首の骨の配列が
直線になる(直頸椎)

頸椎症

上の歯列は頭の一部です。大きく口を開けますと頭が後ろに傾きます。

噛むという動作や会話には頭の動きも関係しているのです。
噛み込み過ぎになると当然、頭は前に傾き(猫背になる)、頸椎(首の骨)に大きな負担がかかります。
頸椎への負担は思いもよらない頸椎症へと発展します。

詳しくは(テンプレートの項参照)

頸椎症はむち打ち症と思いがちですが、事故にも遭っていないのにむち打ち症状に似た状態になります。
頭痛、肩こり、めまいから始まり、腕のしびれや不整脈とも関係します。
その他、頸椎ヘルニヤや脊椎管狭窄などの病気に発展します。

治療はテンプレート療法が大いに役立ちます。


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噛み合せ異常

抜歯後の放置や歯の摩耗等で歯の噛み合せが変になると(噛み込み過ぎ)、そのことばかり気になって歯科医院を転々と受診し、その都度歯を削る治療になりますので、益々噛み込み過ぎになります。

噛み込み過ぎを計る機器がありませんから(全体でしっかり噛めていれば正常として扱う)、ご本人のみ歯の噛み合せがおかしいと感じても歯科では正常と判断されます。

さらに、顎関節症や頸椎症の症状も出て、症状ばかりで苦痛でたまりません。
仕方なく精神科の受診を勧められます。

仕方なく精神科の受診を勧められます。
この場合、ご自分の歯で噛んでいる位置に誤りがありますのでテンプレート療法が必須になります。
ご自分の歯で食べてはいけないと指導することもあります。


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まとめ

歯の噛み合せはいっぽん一本の歯が噛み合うことを意味します。
上の歯列は頭です。食べる、話すなどの動作は頭と下顎との関係です。

歯がすり減っても、歯が無くなっても噛む事は可能です(そしゃく筋の特殊性)。

このとき、上顎の異常は頸椎症に、下顎の異常は顎関節症に発展します。

さらに、脳直結のそしゃく筋は脳を疲労させます。これらの異常を個々の症状から治療しますと全科の医療にかからないと解決しません。

それでも最後には噛み込み過ぎを診断できませんので(歯科では正常と判断)、大変な苦痛を味わい、脳の過剰な反応からウツ傾向になります。非抜歯を心がけ予防に力をそそいで、歯科から全身を考える歯科医師でありたいとスタッフ共々日夜研鑽しています。


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